杉谷遼 活動ブログ:世界をより良い場所にするために

社会課題解決を通して世界の不条理を減らすために活動しています

2019-01-01から1年間の記事一覧

退職、転職のご報告

こんにちは。杉谷遼です。 1か月ほどブログの方の更新が出来ていなかったのですが、実は退職と転職の手続きにより非常に忙しくしていたためです。今日はその報告をさせていただきます。 ※全文は長文になります。 12月8日をもって私、杉谷遼は株式会社マザー…

マインドが価値になる時代に

こんにちは。杉谷遼です。今回は僕が「働く」ということに関して日々考えていることを書いていこうと思います。 働き始めてから、僕にはすごく引っかかる言葉があります。それは「スキル」や「市場価値」という言葉です。「スキルを身につけないと」「市場価…

カンボジア・スラム街調査報告

こんにちは、杉谷遼です。 今回は8月に行わせていただいた、Polcaでの寄付募集による調査の結果報告になります。 こちらは調査の資金調達に協力していただいた方限定の記事になりますので、polcaの方でURLをシェアさせて頂きました。 (ご支援いただいた方は…

災害と向き合うということ(2)

こんにちは。杉谷遼です。 前回に引き続き今回は「災害と向き合うということ(2)」として、前回の脆弱性を乗り越えるためにある「レジリエンス」という概念を紹介しながら、レジリエンスを高めるために何が出来るかについて書いていこうと思います。 目次 1)…

災害と向き合うということ(1)

こんにちは。杉谷遼です。 12日に上陸した台風19号は過去最大の規模で、関東・甲信越を中心に甚大な被害をもたらしました。今も被害にあわれ、苦しんでいる方々がいらっしゃり、今回この記事を書くか迷いましたが、災害の直後で皆さんの記憶が新しいうちに届…

お金と価値の関係性

こんにちは。杉谷遼です。前回から日にちが経ってしまいましたが、ソーシャルビジネスに関する連続記事の最終回を書こうと思います。 最終回はソーシャルビジネスが今後、将来的に資本主義経済において、どんな役割を果たしていくのかということについてです…

ソーシャルから「ソーシャル」へ

こんにちは。杉谷遼です。 前回に引き続き、ソーシャルビジネスに関する3連続記事の2記事目になります。 前回は社会や環境といった他者に配慮しながら、自己の利益追求を続けることは非常に面倒だが、それを乗り越えることで価値が生まれるということを書き…

「優しい」ことは「面倒」だ

(カンボジア・シルクの手織りストールの生産者、途方も無い作業だからこそ製品は価値のある輝きを得る) こんにちは。杉谷遼です。 今回から3回連続でソーシャルビジネスについての記事を書こうと思います。 今回は僕が日々の仕事、ソーシャルビジネスという…

文化という思考停止をやめよう

(カンボジア・川辺のスラムと対岸に見えるプノンペンの都市) こんにちは。杉谷遼です。 今回は、国際協力の場面で僕が良く耳にする、「そういう文化だから」、「そういう慣習だから」といった文化や慣習という言葉に関して考えていることを書こうと思います…

サードウェイはすでにたくさん存在する

(8月13日発売ハフポスト:Third Way 山口絵理子著) こんにちは。杉谷遼です。 今回は2019年8月に発売になったマザーハウス社長兼デザイナーの山口さんの「サードウェイ」を読んで感じたこと、考えたことを書こうと思います。 目次 1)サードウェイとは 2)現…

僕たちだけが世界を守れる唯一の可能性を持っている

(海外メディアよりアマゾンの火災の様子) こんにちは。杉谷遼です。 今回は、日本ではあまり報道されていないにも関わらず、世界的に大きな関心を集めたアマゾンの火災について記事を書きたいと思います。 目次 1)世界にとっての危機 2)大災害と僕たちの生…

夢のために4人の僕をどう扱うか

(カンボジア・スラム街:育児をしながら賭けトランプを楽しむお母さんたち) こんにちは。杉谷遼です。 前回はスラム街での調査から学んだ「人々の強さ」について書きましたが、今回は再び僕の考えていることシリーズということで、人って多面性を持っていて…

スラム街から見た人々の強さ

(カンボジア・プノンペン:スラム街の小道) こんにちは。杉谷遼です。 前回は国際協力の場面や日常の場面で、人間の行動規範を欲という部分に見て物事の本質を見極めようという抽象的な内容について書きましたが、今回は活動レポートのような形で、実際のス…

僕は善悪を超えた本質を見ていきたい

(カンボジアの農村:障害を抱えながらも笑顔がたえない女の子) こんにちは。杉谷遼です。 前回は祖父から聞いた話から平和について考えることについて書かせていただきました。 今回は、僕が国際協力に関わる上で大切にしている、人の動き方や社会の動き方を…

いつまでも忘れられない戦争の話とこれからの平和の話

(広島県観光課から) こんにちは。杉谷遼です。 前回は表現の不平等と多様性について考えを書かせていただきましたが、 今回は8月6日に書いているということで、原爆と戦争の話について、 自分が平和というものに向き合う原体験のようなことを書いていこうと…

表現の自由に見る多様性の根源的価値って何だろう

(インド・コルカタのハウラー橋、河辺には多種多様な人々が集まります) こんにちは。国際協力活動を行なっている杉谷遼です。 自分の生い立ちや決意についての記事が続いてしまっったので、 ちょうど良い事例もあったため、自分の考えを今回は書いていこうと…

僕は影を見捨てない人間になりたい

(ネパール山岳地帯:農村被災地域でも前向きに暮らすお母さん) こんにちは。杉谷遼です。 前回は「社会問題解決」を自分の人生の目標にしていこうという決意を書きましたが、 今回はより具体的に僕が途上国と言われる地域で見てきた光と影の影の部分について…

僕のやりたい国際協力って何だろう?

(インド・コルカタのスラム街) こんにちは。杉谷遼です。 前回はなぜ僕が世界の不条理に立ち向かうことに命を燃やしているのかということについて 自らの生い立ちを含めて書かせていただきましたが、 今回は、国際協力について考えていることを書こうと思い…

なぜ僕は世界の不条理のために命を燃やすのか

はじめまして。国際協力を仕事にしている杉谷遼です。 ブログをご覧になっていただきありがとうございます。 はじめての記事ということで、今回はなぜ自分が命をかけて世界の問題に立ち向かうのかについて書いていこうと思います。 目次 1:幼少期に感じたこ…